米国ノースカロライナ州立大学(NC State)は1887年に設立された伝統校で、ノースカロライナ州の州都ローリーに本部が置かれ、ノースカロライナ州立大学システムと呼ばれる州内で統合された大学群の中心的存在です。学生数は約3万6000人で、特に2007年に新設された全米初となるアナリティクス修士課程プログラムは、産業界のデータ科学分野のプロフェッショナルを育成する学際的なイニシアチブとして高く評価されています。
名古屋大学とは1985年にノースカロライナ州立大学との大学間学術交流協定が締結されています。また2008年に名古屋大学の唯一の国際産学連携拠点として設立されたTechnology Partnership of Nagoya University, Inc. (NU Tech)が近隣に位置することもあって、国際的な技術移転のための交流も盛んに行われています。2021年には、ノースカロライナ州立大学工学部とのVirtual Lab Initiative (VLI)実施について合意し、両校の学生が相手校の教員から研究プロジェクトの指導をうけるリモート形式での教育研究交流を準備しています。
ノースカロライナ州立大学の高度分析研究所(Institute for Advanced Analytics)は、上述のデータアナリティクス修士課程プログラムを推進する組織ですが、2019年度に名古屋大学に開設された実践データサイエンティスト育成プログラムに協力しています。同研究所でデータ科学実践プログラム(プラクティカム)を担当するChristopher John West博士は、2019年に来日した際に「成果が出る米国の産学連携の成功法」という講演を行い、産業界に向けてデータサイエンティストを中心としたデータ活用人材の育成事例を紹介しています。
以下の動画ではChristopher John West博士によるプラクティカムの紹介と、名古屋大学の学生や産業界の方々へのメッセージをお伝えしています。