ビッグデータ、AI、IoT、インダストリー4.0、超スマート社会など、情報は世界を革命的に変えつつあります。「超スマート社会」では、実空間とコンピュータ上の仮想空間が高度なネットワークで結合し,実データにデータ分析・活用技術を適用することで新たな価値創造に役立てられます。私たちの創造、生産、移動、労働、余暇といったすべての活動がより快適で共創的なものとなるでしょう。
名古屋大学は2017年4月に情報学部・情報学研究科を設立し、情報革命に対する社会的要請に応えるべく、新しい情報学の創出と人材育成に向けた一歩を踏み出しました。 情報学部・情報学研究科では、情報の力を活用して、まだ見ぬ社会に存在しないモノやサービスなど(価値)を生み出す価値創造人材を育成します。価値創造研究センターは、これと同時に情報学研究科に設置された附属施設であり、分野横断的な情報学の発展を継続的に推進するとともに、社会的価値の創造や人材育成へとつなげる重要な役割を担っています。情報学という学際的な研究手法で、産業界の皆様との連携による課題解決を実現し、これからの社会を価値創造の源泉へと転化させる価値創造研究センターの活動にご期待とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
価値創造研究センター長 北 栄輔
価値創造研究センターは、基幹研究部門、人材育成部門、インキュベーション部門の3部門から構成され、各部門が現実世界とサイバー空間が高度に融合した社会において必要とされる情報学の創出と、新たな価値の創造に向けて、基礎研究から起業までの多様な活動を推進します。情報学研究科の特徴である、自然科学や人文社会科学から情報科学までを融合した専攻との連携により、システムとしての自然や社会への普遍的な理解に基づく問題解決のアプローチを確立します。
米国オハイオ州立大学との学術交流協定、理化学研究所との研究連携の土台となるマニュファクチャ・インフォマティクス、人工知能分野の中心テーマの1つである自然言語処理といった活動で多くの研究者が協力しています。また外国人研究者を招へいすることにより、情報学分野における国際レベルの研究活動を積極的に導入します。さらに、実世界データ循環学リーダー人材養成プログラムに基づいた博士課程教育と学生ベンチャー支援、研究科内外の研究者の連携により価値創造を実践します。
各部門および教員については「部門・教員紹介」ページをご覧ください。